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【ハリマ化成グループ】据置:BBB /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 15d0160

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http://www.jcr.co.jp

15- D- 0160 201 5 年 5 月 2 7 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

ハリ

化成グ

株式会社

(証券コード:4410)

【据置】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) ロジンを主原料とするパインケミカル(松脂化学)の大手。主力の樹脂化成品や製紙用薬品に加え、パイ

ンケミカルの知見を活かし、電子材料にも注力している。持株会社傘下に、国内主体のハリマ化成や米モ

メンティブ社より買収したローター社を有する。パインケミカルはニッチな業界で上位メーカーへ寡占化

が進んでおり、各ユーザー業界の有力メーカーと安定的な取引関係を構築している。ローター社は、欧米

を中心にグローバルに事業を展開している。同社の売上高がグループ全体の占めるウエートは拡大傾向に

あり、15/ 3 期は 44%に達している。

(2) 欧米の印刷インキ市場の縮小を主因にローター社の低迷が長引いており、利益水準は低位にとどまってい

る。同社の収支改善に向けた取り組みは続いており、その効果発現の動向を注目していく。一方、国内事

業においては、強固な顧客基盤に変化はなく、新興国での事業基盤の構築も進んでいる。こうした状況は

今後も維持されることが見込まれ、会社全体の業績は緩やかな改善が続くと J C R ではみている。財務状

況に特段の問題はなく、今後も大きく悪化する可能性は小さいと考えている。以上を踏まえ、格付を据え

置き、見通しを安定的とした。

(3) 16/ 3 期は連結営業利益 17 億円(前期比 74. 7%増)と 3 期連続の増益見通し。樹脂化成品および製紙用薬

品では、アジアにおける需要拡大の取り込みがプラス要因となっており、増益基調を維持できると J C R

では考えている。一方、ローター社は競合が激化していることもあり、16/ 3 期も黒字転換は難しい状況。

グループ業績は改善基調にあるが、この影響で収益水準はまだ低い。ローター社では現在、製造拠点の撤

退や集約、原料調達先の見直しといった事業構造の改善を進めており、その進捗状況をフォローしていく。

(4) 15/ 3 期末の連結自己資本比率は 41. 3%、ネット DE R は 0. 55 倍。有利子負債は増加傾向にあるが、財務へ

の影響は限定的なものにとどまっている。収益の低迷が続いており資本の拡充は遅れているが、当面の設

備投資額は減価償却費に見合ったものになることが見込まれ、現状程度の財務構成は維持可能と考えてい

る。

(担当)藤田 剛志・坂井 英和 ■ 格付対象

発行体:ハリマ化成グループ株式会社

【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 5 月 25 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:藤田 剛志

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「化学」(2012 年 3 月 26 日)、「持株会社の格付手法」

(2015 年 1 月 26 日)、「国内事業法人・純粋持株会社に対する格付けの視点」(2003 年 7 月 1 日)として掲載してい

る。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) ハリマ化成グループ株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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